Specifications

1948OHVスペックデータ・リンカート早見表

1948、ファースト・パンヘッド。「The Enthugiast」1947年11月号にて次世代モデルとして発表。
ナックルヘッドと外観上エンジンしか変わっておらず、『な〜んだ...。』と当時のお客は大いにがっかりしたそうです(笑)。しかし今となっては希少なプロトタイプとして、日本では48『ヨンパチ』と呼ばれすっかり有名になりました。クールな鍋ぶたを被ったエンジンにスプリンガーというセットアップ。このモデルのスペックデータです。

 

61cu.(987.66cc)

  • EL Special Sport Solo
  • E Medium Compression
  • ES Sidecar Medium Compression

74cu.(1,207cc)

  • FL Special Sport Solo
  • F Medium Compression
  • FS Sidecar Medium Compression

平均価格(1948年当時USドル換算)

  • $650.00

Colors

  • Azure Blue
  • Flight Red
  • Brilliant Black
  • Police Silver

1948 OHV Specifications(エンジンスペック)

61cu:

  • ボア×ストローク 84.1×88.9mm
  • 排気量 987.6cc
  • 最大出力 40ps/4800rpm

74cu:

  • ボア×ストローク 87.3×100.81mm
  • 排気量 1206.7cc
  • 最大出力 46ps/4600rpm

バルブガイド

  • 年式・マテリアル
    • 1948-49OHV:鉄
    • 1950-57OHV:ブロンズ
    • 1957-65OHV:合金鋼

ピストン

  • クリアランス 0.001-0.002
  • リング ギャップ:0.010-0.020

バルブスプリング(1936-54OHV)

  • アウター
    • 全閉時1-13/32(テンション55-65lb-ft)
    • 全開時1-1/16(テンション110-120lb-ft)
    • フリー1-13/16
  • インナー
    • 全閉時1-1/4(テンション25-35lb-ft)
    • 全開時29/32(テンション70-80lb-ft)
    • フリー1-15/32

バルブ

  • intake
    • 全長 3-25/32
    • バルブステム0.3765
    • ヘッド1-3/4
    • Parts Number #163-48
    • 年式(exhaustのみ3種類)1948-65
  • exhaust
    • 全長 3-13/16
    • バルブステム0.3745
    • ヘッド1-3/4
    • Parts Number #165-48
    • 年式(exhaustのみ3種類)1948-65

シリンダー

  • 61cu:3.3125
  • 74cu:3.4375

コネクティングロッド

  • 61cu:
    • ストローク 3-1/2
    • forging Number(鍛造番号)
    • Forked End Rod:XA705 40A705
    • Single End Rod:XA706 40A706
  • 74cu:
    • ストローク 3-31/32
    • forging Number(鍛造番号)
    • Forked End Rod:XA705 40A705
    • Single End Rod:XA706 40A706

フライホイール

年式

1941-52年61cu;OHV

  • フライホイールサイズ
    • Left 8-1/2×2-1/8 Casting Number150 403
    • Right 8-1/2×1-1/2 Casting Number150 150 40

1941-54年74cu;OHV

  • フライホイールサイズ
    • Left 8-1/2×2-1/8 Casting Number150 403
    • Right 8-1/2×1-1/2 Casting Number150 150 40

カム

  • 1948-52年61OHV
    • カムシャフト径(クランクケース側)0.81
    • カムシャフト径(カバー側)0.81
    • カムシャフト幅4.500
    • lobe1.328
    • ギア径2.74
    • 歯数42
    • Gear Number614-48A
  • 1948-69年74OHV
    • カムシャフト径(クランクケース側)0.81
    • カムシャフト径(カバー側)0.81
    • カムシャフト幅4.500
    • lobe1.334
    • ギア径2.74
    • 歯数42
    • Gear Number614-48

ピニオン

  • 1939-53年OHV
    • ギアシャフトI.D. 0.71
    • スプライン数 6
    • カムシャフト幅 4.500
    • 全長 1.140
    • ギア径 1.43
    • 歯数 21
    • Gear Number604-39

タイミングギア

  • 1936-65OHV
    • ギア径 2.74
    • ブッシングI.D. 0.555
    • ブッシングO.D. 0.690
    • 歯数 42
    • Gear Number621-36

オイルポンプドライブギア

  • 1939-53年OHV
    • ギア径 1.18
    • ギアシャフトI.D. 0.71
    • スプライン数 6
    • 歯数 5
    • Gear Number689-39

タペット

  • タペットガイド
    • クリアランス(クランクケース) 0.0005-0.001
  • バルブタペット
    • クリアランス(タペットガイド)0.001-0.002
  • タペットローラー
    • クリアランス 0.0005-0.001
    • エンドクリアランス 0.008-0.010

The Linkert Carburetor

(リンカートキャブレター)


Langsenkamp-Linkert社は、1933年からハーレー社にキャブレターの供給を始めました。
ハイとスロー、2つだけの調整という単純な構造ながら非常に良く出来た燃料気化器で、
OHVでは1936-65のパンヘッドまで、SVでは1958年まで、このリンカートMシリーズが使用されてきました。
レース用も含めると実に42種類も存在しています。

リンカート年式早見表

(おおざっぱですが)

年式

1933VLD
1935-36VLH
1937-41WL,WLD
1937-48U,UL
1937-41UH,ULH
1940WLA
1940UA
1941WLA(early)
1941WLA(later)
1942WLA,WLC
1949-51WLA
1951-52W,ServiCar
1951-52WLA

1936-39E,EL
1926-39E,EL
1940E,EL 41F,FL
1941FL,FLH
1941-48E,EL
1942-48F,FL
1949-50F,FL
1950-52E,EL
1953-54FLE
1949-50F,FL
1950-51F,FL
1951-65F,FL
1952-54K
1955-56KH

モデル

M-21
M-41L
M-21
M-51
M-51L
M-64
M-65
M-84
M-88
M-88
M-88
M-54
M-54B

M-5
M55
M-25
M-75
M-35
M-35TP
M-36
M-61
M-61B
M-45
M-74
M-74B
M-53
M-53A1

ベンチュリーサイズ

1-1/16
1-1/8
1-1/16
1-1/16
1-1/8
1-1/16
1-1/16
1-1/16
15/16
15/16
15/16
1
1

1-1/16
1-1/16
1-5/16
1-5/16
1-1/8
1-1/8
1-1/8
1-1/8
1-1/8
1-5/16
1-5/16
1-5/16
19/32
1-5/16

キャブレターサイズ

1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/4 M

1-1/4 M
1-1/4 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M
1-1/2 M

The CP Bolts


『CPボルト』はChandler Products(チャンドラープロダクト)社製ボルトの略です。
ハーレー社は1942年まで、全てのネジ類を自社で製造していましたが、第二次大戦の影響で
そうしたハードウェアを外部委託せざるを得ませんでした。
そこでチャンドラー社は、1943年からハーレーにボルト類を供給するようになり、60年代までほとんどの
ボルトに使用されてきました。
1943-46年までは『CP 1035』、1947-58年までは『CP 1038』と刻印されています。
この数字は使用されている鉄のグレードを表しています。『CP ボルト』は1964年頃に姿を消し、その後
『F』マークや『Rockford』などに取って代わられたのです。

『CPボルト』主な使用箇所


フェンダーマウントボルト
モーターマウントボルト
ガソリンタンクマウントボルト
オイルタンクマウントボルト
スプリンガーハンドル・ピンチボルト
シフターレバーピボット
シフターロッド
SVヘッドボルト
キッカーペダル
エキパイクランプ
リアスタンド
チェーンアジャスタースクリュー
OHVフットクラッチブラケット
OHVフットブレーキブラケット